セルフヘルプの心理学

  • M25F03 心理カウンセリング
秋学期前期2025

講義概要

科目名:心理カウンセリング「セルフヘルプの心理学」
講義日程:水曜日 9/3・9/10・9/17・9/24〔・10/1〕
科目コード:M25F03
単位:1単位

講師

小渕 朝子

公認心理師、臨床心理士
上智大学大学院文学 研究科心理学専攻博士前期課程修了(心理学修士)

内容

「自らを整えなさい」第IIコリント13:11(口語訳)

クリスチャンメンターとして、自らの心を整えるために自分でできる心理療法をワークも含めて学ぶ。おもにアルバート・エリスの論理療法(REBT)を通して、自分の持つ考え方の癖(ビリーフ)に気づき、情緒的に健康な生き方を目指す。同時に、怒りのコントロール術であるアンガーマネジメントについて学ぶ。

第1回 論理療法の概要を学ぶ
第2回 セルフヘルプシートを用いて論理療法を自分に当てはめる
第3回 ピアカウンセリングでお互いの問題を論理療法で解決する
第4回 論理療法の応用であるアンガーマネジメントを学ぶ

目標

  1. 認知行動療法の一つである論理療法REBTについての知識を身につける。人間の感情、行動、思考のつながりを知り、不健康でネガティブな感情と健康でネガティブな感情の違いを知る。
  2. イラショナル(健康的でない)ビリーフとラショナル(健康的な)ビリーフの違いを知り、自分のビリーフを自覚する。その書き換えについて学び、トレーニングする。
  3. REBTの応用であるアンガーマネジメント(怒りのコントロール術)の基本を知る。

課題図書

  • 現実は厳しいでも幸せにはなれる(アルバート・エリ 文響社)
  • 上手に怒る人になる(小渕朝子 いのちのことば社)

参考図書

  • どんなことがあっても自分をみじめにしないためには(アルバート・エリス 川島書店)
  • アンガーマネジメント入門(安藤俊介 朝日文庫)

備考4回すべてに出席すること。
実践型授業を行うので積極的に参加すること。
講義開始までに課題図書を読んでおくこと。

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