学院長の挨拶

重田稔仁(しげた としひと)学院長のプロフィール
1962年 鹿児島奄美大島生まれ
熊本マリスト学園高校卒、成蹊大学法学部卒
グラスゴーバイブルカレッジ(英国)卒
リージェントカレッジ(カナダ)卒

現在
上野の森キリスト教会主任牧師
きよめキリスト教会主任牧師
日光オリーブの里理事長
JTJ宣教神学校学長
クリスチャンライフ学院学院長

クリスチャンライフ学院はJTJ宣教神学校の教育精神を土台として、時代の変化に適応したクリスチャンライフの刷新を目的として創立されました。クリスチャンライフ学院(Christian Life Institute)略してCLIは、クリスチャンにとって唯一の牧者でありメンターであるイエス・キリストと共に生きる喜びと活力に満たされるために必要な素養を身につける学び舎です。

CLIの学生は、自分自身がキリストと共に生きることを学ぶだけでなく、主にある兄弟姉妹がキリストと共に生きることを援助するクリスチャンメンターとなる訓練を受けます。CLIでの学びは、御霊の助けと主イエス・キリストの恵みによってその人生が刷新されるだけでなく、各自が集う教会の刷新と再活性のためのサポーターとなることをその学びの目的としています。

CLIは自らのクリスチャンライフとキリストの身体なる教会の刷新を願う方々に門戸を広げてお待ちしています。皆さんのご応募を心よりお待ちしています。

  クリスチャンライフ学院 学院長
重田 稔仁(しげた・としひと)

POINTCLI建学の神学的理念の詳細は重田稔仁学院長による「三位一体論」の講義録画DVDでご視聴可能です。DVD(各2時間、合計2枚)はJTJ宣教神学校における講義録画(2020年)で、どなたでもお買い求め頂けます。詳しくはこちらからお問い合わせください。

クリスチャンライフ学院の目指すこと

「父がわたしを愛されたように、わたしもあなたがたを愛してきた。わたしの愛にとどまりなさい。わたしが父の掟を守り、その愛にとどまっているように、あなたがたも、わたしの掟を守るなら、わたしの愛にとどまっていることになる。」ヨハネの福音書15章9~10節

CLIでは、三位一体の神さまとの交わりにおけるクリスチャンライフの刷新を共に学び、体験する場所を学生の皆さまに提供したいと願っています。学生がキリストのうちに生きる者としてそのクリスチャン・アイデンティティーが刷新され、人生のベクトルが自分から神さまに向かう支援を行います。

CLIの学びは三位一体の神さまと私たちの関係性、また私たちと隣人(家族や友人、教会の兄弟姉妹、職場の同僚等)との関係の探究に焦点を当てています。それはイエス・キリストがクリスチャンに授けられた最大の賜物が、隣人の良き理解者として共に祈り、寄り添い、支援することに他ならないからです。更に多くの授業では、自分史、家族史、教会史、企業史、クリスチャン霊性史に目を向けます。それは根底にあるイエス・キリストの礎を見ると同時に、基盤に内在する制度的或いは世俗的要素にも時に批判的に洞察する視点を養う必要があるからです。

またCLIでは、あるがままの自分が神さまによって知られ、愛されている喜びを体験し、神さまとの友情を深めるため、自然に触れることができる里山での修養を推奨しています。特に栃木県日光市の温泉保養施設、日光オリーブの里(http://www.kinugawa-olive.org/)と提携し、CLIの学生(本科生)は宿泊料金の割引きを受けることができます(詳しくはkyoumu@christianlife.jpまでご連絡ください)。

日光オリーブの里

「里山」とは日本固有の言葉で、「里(人の住む場所)」と「山(自然)」の中間地帯(緩衝地帯)を指し、謂わば人間と自然という本質的に異なる両者の接点として、英語圏でも「satoyama」として紹介されています。近年ではその重要性が再発見され、人が里山で自然の多様性と共生を学び、自分らしさを再確認する癒やしと再生の場所としても注目されています。多様性と共生を包含する「里山」が自然と人間の接点を指すように、神さまと人間の接点の十字架を担ってくださったイエス・キリストは私たちの「心の里山」とも喩えることができます。三位一体の神さまとの交わりに生きる「心の里山」とは、人がその居場所(立場やテリトリー)から離れ、自らの使命を自覚し、他者の尊厳を認知し、生き生きとできる場所を指します。

CLIでは、学びと体験のバランスを重視したカリキュラムにより「心の里山」を学生に提供するとともに、学生自らがクリスチャンメンターとして長い時間軸を見据えた人生の旅路の中で「心の里山」の道先案内人となることを支援します。

クリスチャンメンターの養成

「すべてのものは、神から出て、神によって保たれ、神に向かっているのです。」
ローマの信徒への手紙 11章36節

多様化する現代社会を背景とし、牧会者のみが信徒の多様な課題や悩みの相談を担う教会モデルにおいて、牧会者は多大な心的負担を背負っている実情があります。CLIではクリスチャンメンターを養成することにより、牧会者のみならず、召し出されたクリスチャンメンターが案内人となり、信徒が互いにサポートしあう水平的で双方向の関係性を構築する教会モデルを目指しています。

クリスチャンメンターとは、キリストを真のメンターとして仰ぎ、御言葉と御霊により御父に導く助言者、指導者であり同伴者と言えます。キリストを真のメンターとして仰ぐクリスチャンメンターが寄り添い、助言し、時に精神的なサポートを行うことを「メンタリング(mentoring)」と言います。サポートを受ける側は「メンティー(mentee)」と呼ばれ、メンターはメンティーとpersonalな(互いに知り、知られる)関係を通して、メンティーがキリストと結ばれて生きられるようサポートします。メンターはメンティーの案内人であると同時に、時に人生の友として、共に真のメンターであるイエス・キリストに聞き従います。

また、「心の里山」の道先案内人としてのメンターとの交わりにより、メンティーは神さまとの友情を深め、恐れから解放され、愛のイニシアチブを取れる者へと造り変えられます。CLIではクリスチャン・メンタリングの目的は、メンターとメンティーが共にキリストにあって神の国に生きる喜びにあずかり、その喜びを分かち合うことにあると考えています。

CLIでは、隣人が教会、家庭、職場等のコミュニティーでキリストと結ばれて生きられるよう支援するクリスチャンメンターを養成します。

卒業後の進路について

卒業生の活躍の場として、所属教会でのミニストリーの他、メディカルカフェやビジネスカフェの創設、病院や老人介護施設でのスピリチュアルケア等があげられます。各学生の希望に沿った卒業後の進路について相談を受け付けています。

 

組織図

クリスチャンライフ学院は一般社団法人Jesus To Japan(2022年4月設立)の傘下の学校です。JTJ宣教神学校と召命を同じくし、同じ建物で開講します。CLIは、クリスチャンが他者とpersonalな関係を構築するための学びの必要性に応える形で新たに創設されました。JTJとCLI両校のカリキュラムは講義内容が重複することなく、広く学ぶことができるようデザインされています。

 

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