家族関係の問題解決の実践的メンタリング手法を学ぶ

  • M24F01 家族
秋学期前期2024

講義概要

科目名:家族「家族関係の問題解決の実践的メンタリング手法を学ぶ」
講義日程:月曜日 8/26・9/2・9/9・9/16〔・9/23〕
科目コード:M24F01
単位:1単位

講師

小林 宏繁

選択理論心理士、メンタルトレーナー
ニューヨーク州立大学大学院 教育科学修士課程修了、M.A.

内容

家族のさまざまな問題の根源を探り、関係性に焦点を当て解決策を探る。そして、自分自身で関係性の問題を解決できる資質を備えるために実践的に学ぶ。そのために「自分自身に何が求められているか」課題を明確にし、協働学習を通じて実践の場としたい。その中で「ロールプレイを通じて(二人から四人の対話手法を用いて)具体的に自身に何が求められているかを探ってゆく。この講座を通じて参加者が一体となって自分らしいメンタリングを追求できる学びを共有したい。

第1回 家族問題の関係性に焦点当て、解決に向けて今何が求められているか考える。(家族関係の問題を探る)
第2回 家族とその家族が所属するコミュニティーの中での人間関係とはどう繋がっているのか。その繋がりにおいてメンタリングはどう役立てることが可能なのかを考える。(家族の内と外との関係性を踏まえたメンタリング)
第3回 「一対一から一対家族へ」家族対話によるメンタリングが家族の平安にどう役立てられるかを学び、どう実践してゆくかを考え学ぶ。(オープンダイアローグ)
第4回 「家族の未来を語れる対話とは何か」また、その場をどう提供し家族対話ができるファシリテーターとしての手法とメンタリングを実践的に学んでゆく。(アンティシペーションダイアローグ)

目標

メンターとしてありたい姿(夫婦・父母・親子の姿)を備えるための3つの目標

  1. 第一に、隣人をありのままを受容する心の態度を備えたメンターを目指す。
  2. 第二は、能動的に徹底的に深く耳を傾ける心の態度を備えたメンターを目指す。
  3. 第三に、家族一人ひとりが真の自分を生きる力(真理に生きる力)をインスパイアできるメンターを目指す。

参考図書

  • 『境界線』 ヘンリークラウド・ジョンダウンゼット 地引網出版
  • 『父親改革』 グレゴリー・スレイトン いのちのことば社
  • 『組織が変わる』 宇田川元一 ダイヤモンド社
  • 『オープンダイアログ』 ヤーコ・セイラック/トム・エーリク・アーンキル 日本評論社
  • 『オープンダイアログとは何か』 斎藤環 医学書院
  • 『人生のしまい方』 平方眞 CCC MEDIA HOUSE
  • 『共に生きる生活』 ディートリヒ・ボンへファー 新教出版社

(その他数冊候補に挙げる予定)

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