結婚・家族の重荷が下ろされることを祈る

  • M24S02 家族
春学期2024

講義概要

科目名:家族「結婚・家族の重荷が下ろされることを祈る」
講義日程:金曜日 4/12・4/19・4/26・5/10・5/17・5/24・5/31・6/7〔・6/14〕
科目コード:M24S02
単位:2単位

講師

松坂 政広

自由学園講師、JTJ宣教神学校神学部長
フラー神学大学院 結婚・家族学博士課程修了、Ph.D.

内容

結婚・家族の課題・問題を危機管理という視点に立って考察し、何が暴力を引き起こすのか、ストレスのはけ口、夫の立ち位置、夫婦のコミュニケーション、ジェンダーに生きる、親子の自立、家族の当事者意識、家族の物語を問いかけ、家族の重荷が下ろされることを祈り、メンタリングの手掛かりを導いていただく。

第1回 危機管理の観点から、家族の重荷が下ろされることを祈る
第2回 暴力は連鎖する/世間体、世間の尺度を気にする
第3回 ストレスのはけ口を間違える/家族を築く/夫の立ち位置を確認する
第4回 夫婦がかみ合う努力をする
第5回 家族で健やかなジェンダーに生きる
第6回 子どもが自分から離れていく葛藤に打ち勝つ
第7回 家族の当事者意識を育む
第8回 記憶×記録=絆という家族の物語を紡いでいく

目標

  1. 課題・問題を抱えた家族に寄り添うことで、重荷が下ろされることを祈る。
  2. ワンクッションコミュニケーション+話し手・聴き手手法で各週のテーマを互いに問いかけ合う。
  3. メンタリングのヒントを共有し合う。

参考図書

  • 『家族の危機管理―本当に大切な人を大切にできるか』2001/2021
    • 第1、2章 何が暴力を引き起こすのか/だれがいじめから子どもを救うか
    • 3、4、5章 ストレスをどう理解するか/父性の回復はどこから始まるか/嫁姑の関係はどうして難しいのか
    • 6、7章 離婚とは何なのか/夫婦のコミュニケーションを考える
    • 8章 変わりつつある性別による役割と家族を考える
    • 9、10章 乳児期から青年期に至る子どもとのかかわりを考える/親子関係の自立・自律を考える
    • 11章 家族の危機管理を考える
    • 12章 家族の物語を考える
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