クリスチャンと芸術

  • M24S04 霊性の神学
春学期2024

講義概要

科目名:霊性の神学「クリスチャンと芸術」
講義日程:木曜日 4/11・4/18・4/25・5/9・5/16・5/23・5/30・6/6〔・6/13〕
科目コード:M24S04
単位:2単位

講師

 

渡辺 晋哉

上野の森キリスト教会副牧師、JTJ宣教神学校講師
JTJ宣教神学校 牧師志願科卒

内容

芸術家である創造主の似姿に造られた本来の人は、生涯の全ての領域を芸術的に生きると言う事を、聖書から学ぶ。中世からバロック期の絵画を勧賞する。表現された神の言葉を言語的(詩的)に、神の美を感性的に捉え、神との交わりを豊かにし、霊性を深め、世界に啓示された臨在を敏感に受け取り、人と分かち合う姿勢を学ぶ。

第1回 芸術としての聖書。創造における芸術。芸術家である神。
第2回 キリスト教世界観と人間の使命。Imago Dei
第3回 芸術における堕罪と贖罪。真に美しいもの=神の息吹・音楽性
第4回 黙想=霊性/中世のイコン 『聖三位一体』アンドレイ・ルブリョフ(15C.)
第5回 言語的(詩的)=洞察/ルネサンス 『受胎告知』フラ・アンジェリコ、レオナルド・ダ・ヴィンチ
第6回 感性的=感動/バロック 『エッケ・ホモ-この人を見よ』カラヴァジオ 『放蕩息子の帰還』レンブラント
第7回 神の美をつかむ=生活芸術(芸術的生活)のすすめ
第8回 豊かな礼拝を捧げるために=メンターとしての実践

目標

  1. 創造主から与えられている芸術家としての自分を見出す。
  2. 芸術家としての視点を持って、世界に満ちている神の啓示を受け止め、神との交わりを豊かにし、霊性を深めていく。
  3. 芸術的言語、感性、霊性を持って、神の臨在を他者に指し示すメンターを育成する。

参考図書

  • 『放蕩息子の帰還』 ヘンリ・ナウエン 著 片岡伸光 訳 あめんどう
  • 『巨匠が描いた聖書ベストセレクション』 町田俊之 著 いのちのことば社
TOP