カウンセリングの基本と技法

  • M25W01 心理カウンセリング
冬学期2025

講義概要

科目名:心理カウンセリング「カウンセリングの基本と技法」
講義日程:月曜日 2026/1/12・1/19・1/26・2/2・2/9・2/16・2/23・3/2
科目コード:M25W01
単位:2単位

講師

森 真弓

公認心理師、臨床心理士
白百合女子大学大学院 発達心理学専攻修士課程修了(心理学修士)

内容

クリスチャンメンタリングに有用なカウンセリングの基本と技術を学ぶ。土台となる「受容・共感・自己一致」、教会内の関係性に応用できる「転移感情・防衛機制」を学ぶ。また認知行動療法についてはホームワークと発表という形で演習する。さらに具体的技法についてまとめ、最後に聖霊の導きとカウンセリング(メンタリング)について学ぶ。

第1回 コースの概要(フォローアップの回)
第2回 ロジャーズのカウンセリング(受容・共感・自己一致)
第3回 精神分析(転移感情・防衛機制など)
第4回 認知行動療法〈*ホームワークショップ〉
第5回 具体的技法(1)
第6回 具体的技法(2)
第7回 バウンダリー
第8回 聖霊とカウンセリング

目標

  1. クリスチャンとして「あるべき」自分と「ありのままの」自分の葛藤から解放される。
  2. 牧師や教師または異性に対する感情を転移感情として認識し、感情のコントロールが自然に出来るようになる。
  3. ホームワークにより認知行動療法の実際を演習し、日常のうつ的な気分や怒りの感情の対処を体験する。
  4. 具体的技法や対人関係における境界線を学ぶ。
  5. 聖霊の導きをメンタリングの中に体験できるようになるための土台づくりを目標とし、学生の証しも発表し合う。

参考図書

  • 國府康孝(1980) カウンセリングの理論(誠信書房)
  • CCC編(2002) よい相談相手になるために(キリスト新聞社)
  • CMCC編(1997) 心病む人々の共に(キリスト新聞社)
  • 丸屋真也(2010)認知行動療法の理解と実践(LPC)
  • 丸屋真也(1999)新しいかたちの自立の実践(LPC)
  • 蔡香(2016)よい聴き手になるために(いのちのことば社)

 

備考全8回受講が履修条件。単発聴講不可。テキストは教室で配布。オンライン生には前もって一括で郵送する(データ配布は無し)。

TOP