あなたの心の扉を見つけよ。
そうすれば、
そこが神の国の扉であることを発見するであろう。
ヨハネ・クリュソストモス
これはジェームズ・フーストン師がその著書『神との友情』(1)の冒頭で引用した4世紀のギリシャ教父の言葉です。フーストン師は同著で「御霊により、キリストにあって、神を観想すること、これが神と私たちの友情の核心です。」と語り、このためにこそ私たちは地上に生かされ、「愛の光を浴びることを学ぶ」と言います。その学びは知識による学びというよりは、心による学び、つまり心の貧しさによって心で神を知り、そして自身が神の御前に立てるようになる経験によって、愛の光を浴びることができると言います。
重田稔仁学院長、「霊性の神学」の主任講師島田哲也先生、共にカナダのバンクーバーにあるリージェント・カレッジでフーストン師を師事しています。フーストン師は人の心を神に向けるためには、霊的導き手である良き対話者が必要であると考え、それを実践されたメンターです。
今回の公開対話授業では、フーストン師のメンターシップの特徴や、先生が大切にしていたことをお話しします。是非ご視聴ください！
(1)ジェームズ・フーストン著『神との友情―あなたを変える祈り』坂野慧吉監修 いのちのことば社 2016年
島田哲也先生は2023年度冬学期（2024年1月～3月）に「霊性の神学 クリスチャン・アイデンティティー」の講義を担当します。
重田稔仁学院長は2023年度冬学期（2024年1月～3月）に「教会 教会が実を結ぶための土壌づくり」の講義を担当します。
